全てを「愛」に捧げたなら その2
このブログのために聖川家家紋を慣れないイラレで作って人差し指が犠牲になりました。ぽたなべです。
先日の考察ブログたくさんの方に読んでいただいて震えています、ありがとうございます!
あれからまた映画を観たりBLOODY SHADOWSのブログを読んだり歌詞を見たりして自分の中で消化できなかったものがいくつか消化できたので、今回はそれをぼちぼち書いていきたいと思います。
- アイレスとウォーレンの館にある薔薇の温室について
- 主題歌から見る3人の心情
- おまけ
こんな感じで進めていきます。前回よりは短い、はず、です・・・。
ではさっそく「アイレスとウォーレンの館にある薔薇の温室について」
前回の記事で「バンパイアは薔薇が弱点、触れることはできない」としつこく書いたんですがアイレスとウォーレンの館にある薔薇の温室があります。
これが謎だったんですが、先日公式ブログの藍さんの記事を読んでいろいろ考えました。
アイレスも時が止まった空間で薔薇を見つめ、時の移り変わりを感じていたのかなって思ったよ。 (中略)
彼にとっては奇跡のように感じられ、愛でる対象だったんじゃないかなってね。
わたしの考察では「薔薇=トランダフィルの娘」としてきましたが、ここからは「薔薇=愛した人」として捉えて考えようと思います。
バンパイアであるアイレスとウォーレンの館にある、薔薇が咲き誇る温室。
不治の病の恋人を助けるため悪魔と契約したアイレスですが、長い時を過ごすなかでいつの間にかそのことを忘れていました。
しかしアイレスのなかでその想いが消えることはなく、マサフェリーと対峙した際遠い記憶としながらも思い出されたのではないかと考えます。
深い森=闇に生きるバンパイア
温室の薔薇=愛した人
と置き換えてみます。
「アイレスとウォーレンの館にある薔薇が咲き誇る温室」は
「闇に生きるバンパイアがずっと想い続けている大切な人」を示唆しているのかな、と思いました。
次は主題歌についてです。
主題歌「BLOODY SHADOWS」はそれ全てに映画が詰まっていると感じていますが、3人それぞれのパートを切り取ってみました。
★マサフェリー
「薔薇のように咲く」「恋のメモリー」「胸に」「そして眠らぬプリズンへ」
「永久という名の」「運命受けて」「誓うよ」
「残酷の中」「思い出だけは」「ずっと」「止まった鼓動に仕舞って」
★ウォーレン
「せめて最後だけ」「優しく抱き」「胸に」「そして眠らぬプリズンへ」
「愛が示すまま」「祈りつづけること」「誓うよ」
「暖かい光」「ずっと」「忘れはしない」「止まった鼓動に仕舞って」
★アイレス
「紅き花」「遠き記憶」「胸に」「そして眠らぬプリズンへ」
「輪廻の旅に」「静寂を越えて」「誓うよ」
「たった一つ」「壊れないように」「ずっと」「止まった鼓動に仕舞って」
いかがでしょうか・・・
それぞれの心情がしっかりと分かるかと思います。
劇団シャイニングの時はCDの順序がテーマソング→ドラマパートになっていましたが、今回のシアターシャイニングはドラマパート→テーマソングという順序です。
映画を観てから曲を聴いてほしいという制作側の想いなのでしょうか。
映画同様、何度聴いても感じることがある素晴らしい曲だなと思いました。
おまけです。
初回限定版には
☆シアターパンフレット
☆台本
☆レプリカチケット
☆ポスター が同封されています!
SONG|BLOODY SHADOWS|THEATER SHINING|うたの☆プリンスさまっ♪
パンフレットと台本、そしてポスターが入っていた袋、気付きましたか?
大切なパンフレットと台本、ポスターに糊がついてだめにならないよう、糊が下についているんです!
わたしはよくこのタイプの糊に物をくっつけてしまい傷つけたり破いたりしてしまうので本当に・・・本当に感動しました。
我々ファンよりもうたのプリンスさまを大切に思うスタッフさんがいるからこそできることだなぁなんて思いました。
今回はこれにて。
最後まで読んでいただきありがとうございました!